1年生ライトアップオブジェの動画
light up〜fantasy〜
美術
神秘的
光
神からの光
Kirei
美術
学習
聖徳大学附属取手女子高校の地域連携探究プロジェクト「ひまわりプロジェクト」で製造したコスメ、保湿リップバーム「ひまわりリップ」が、サスティナブルコスメアワード2022で審査員賞を受賞しました。
★現在、取手市ふるさと納税返礼品として販売中。→さとふる他
★銀座LOFTでの販売は終了しました。
★ひまわりっぷ®️は登録商標です。
●ここから下は姉妹校松戸校・取手校共通の美術授業紹介ページです。
美術室では絵を描くのがなにより好きな人、ものづくりに興味がある人、自分を表現したい人、大歓迎です!!
でも、「美術の授業」は絵の好きな子だけのために、また他の教科は苦手だけれど美術なら好き…という子のためだけにあるのではありません。また上手な作品を作るのが一番の目標ではなく、絵を描くのが苦手、絵の具が嫌いな子が苦しむ時間であってはいけません。
自分自身を含む人間を深く見つめたり、人との違いを認めて力を合わせることができたり、自分自身の考えや思いを人に伝えたり、ものごとを自分で決断したり。このようなことを芸術作品や造形のための素材や道具を使うことを通して学ぶ時間です。これらは未来を生きるために必要なさまざまな力の幹となることで、すべての教科や学校生活で学ぶべきことですが、あえて教科の目標としてここに明記しておきます。本校では小学校・中学校で図工・美術が苦手だった人、嫌いだった人にこそ受けてほしい授業を用意しました。
もちろん、美術室が図工・美術が好きな子が活躍して人の心を打つ作品が生まれる場となるのは素敵なことですし、この時間が心のオアシスになってくれたらこんなにうれしいことはありません。
でも、一番大切なのは残った作品や単なる楽しい思い出より、学びの時間を通して1人ひとりに身につく力や良き方向に変容し心に宿る気持ちだと考えています。
●光英VERITAS・聖徳大学附属取手女子 JSTEM教育学会発表関連 資料動画
2016当時 授業コンセプト動画
LERNING SPLASH 2017でのビジネスピッチへのエントリー動画。デザイン思考に加えSDGsの視点で間伐材活用開始の年。現在4校の美術と技術に供給、保育園への寄付も開始(朝日新聞)
2018 気候変動を自分ごと化ワーク
コ聖心女子大グローバル共生研究所と子ども国連のサスティナブル学習ワークショップ開発講座で制作したカードで行う、家電を買い揃え、ライフスタイルと環境の両立のジレンマを体験。
2018 環境見本市エコプロでの展示発表
東京ビッグサイトでのエコプロ2018で美術の授業とサスティナブルについてのポスターセッションに挑戦した高校生のコラボ。2019年度はバルカナイズドファイバーの小物を販売しました。
2018 立体構成とプログラミング
ヒノキ棒を使った立体オブジェをライトアップする作品。動画制作までしますが、発展課題としてVISCUITというプログラミング言語を使ったアニメを組み合わせてみます。
2018 白木の透かし彫りレーザー加工
1センチ強の厚さの木材を透かし彫り加工をします。本校の美術の授業は週一時間なので、なかなか木彫の技術に慣れる作業時間の確保が難しく、テクノロジーの助けを得て作品作りをします。
2020 コロナ下のグループワーク例
グループでの学び合いや話し合いの活発な生徒たち。ZOOMでのノンバーバルな交流の不足を感じていましたが、このようにジェシチャー駆使し思いを伝えようとする生徒たちがいました。
2019 REGOを使ったSDGs入門
レゴブロックを視覚言語として活用し、お互いのコミュニケーションの質を高めるワークです。この後漢字一文字に世の中をこうしたいという思いを込めた立体絵文字作品の制作に続きます。
2020 美術部VR動画〜オンライン文化祭
コロナで休校の5月にオンライン(ZOOM)での共同作業で制作した動画などの作品を同時に3方向で展示。確実にVRに見えるように、YOUTBEサイトで観る設定になっています。
2020~地域連携ひまわりプロジェクト
取手校の地域連携プロジェクト。動画は保育系進路生徒との幼稚園児の収穫体験(朝日新聞)農業から商品開発販売までを目指します。「化粧品」製造のためクラウドファンディング達成!2022サスティナブルコスメアワード受賞、取手市ふるさと納税返礼品として販売予定。
美術時間の学びは、作品を作ることが目的ではありません。時には作品作りを通じて、時にはデザイン課題で他の教科の授業や地域の方、社会、世界とつながり、これからの未来の世界で生きるための根本の力を養います。
時には作品を販売し、東京ビックサイトの環境見本市での発表もします。
さまざまな技術や知識、人とつながって「わたしは何を目指してどう生きるか」を考え続ける力を身につけます。
コロナの休校期間の春休み、ステイホームの生徒へ10人以上のさまざまな分野の専門の方にオンライン特別講義を行なっていただきました。
特別講義・休校期間のオンライン授業の一部をご覧いただけます。
SDGsを扱う聖徳美術の授業。ユニセフでもESD(持続可能な開発の教育)に取り組む聖心女子大の永田教授が中心となって気候変動の教育のために活用実験をした動画「キートスのリンゴの木」を提供いただき授業を進めています。鑑賞の際の解釈の多様性を切り口に授業を進めています。
【お知らせ】この授業をアレンジしたもので、9月16日「未来の先生展(聖心女子大)で、キートスに関わった先生方と一緒にワークショップをします。▶未来の先生展
授業の過程で、無意識な色彩の揺らめきを楽しんで作った抽象的な模様をiPadのロック画面・ホーム画面用にアレンジしました。※シュタイナー教育の色彩教育に由来する課題設定です。
→作品ダウンロード(生徒限定)
プログラムでアニメーション体験(viscuit)作品
プログラミングによるアニメーション表現。
音楽の授業とのコラボレーションもおこないました。バッハの「フーガト短調」の鑑賞授業をうけて、音楽の形式などを深掘り、グループで音楽のイメージをアニメーションにしました。▶︎準備中
毎年校内で行う美術展示会の動画です。
映像は中学1年生の課題「ライトアップオブジェ+」。ヒノキ棒とトレーシングペーパーなど使った立体構成をLED照明でライトアップします。さらに発展課題として、作品イメージを膨らませるアニメーションをiPadで組み合わせます。
iPADを使ったデザイン。
DTP(コンピュータを使った印刷デザイン)
オリジナルのお菓子のプロデュースの課題。しかし、生徒たちは中に入れるお菓子の模型(フェイクスイーツ)を作る方が楽しそうです。
「教科でのプログラミング学習」
必修化が決まったプログラミング教育。何を学ぶべきなのでしょう。AIやロボットが活躍するとされる社会で生徒たちが人として必要とされる力を意識するきっかけに。
本校美術科は身近な道具としてコンピューターがこんなに活躍していることを知る、使うことを臆さない、そして身近なこの道具を完全なブラックボックスとしないで、特性を理解しておくことを目標としています。専門家養成は別の学びの場所で…。
日常生活、学習場面とは乖離したおもちゃのロボットや空飛ぶ機械を動かすことより大切なのは教科でこそできることを。
表現の道具としてコンピューターをどう使えるか。全力で研究中です。
→プログラムでアニメーション体験
(習作 デモアニメーション)
※順次更新中(近日更新予定)
→viscuit(ビスケット)はすごい!(準備中
色彩学習にも使えるプログラミング言語「viscuit」でアニメーション「Moving Pattern」を作ってみました。これらの素材から、ビデオ編集・他の立体作品との組合せによる表現に展開します。
→中学2年「小フーガ ト短調 BWV578 (バッハ)」で学ぶ【美術×音楽授業】
(近日公開)
「デザイン思考×SDGs」
ものづくりの素材はすべて自然です。さまざまな素材の中、本校ではとくに「木」を取り上げます。森を「命の集合体」と呼称する人もいます。木材を育てる人々の視線は近くても50年60年後。自分の子ではなく孫のために毎日仕事をする人達との関わりは「木」の素材としての魅力以上の学びが得られると考えています。
(国連広報センター2030アジェンダ)
学園セミナーハウス(長野県北蓼科高原)の近隣の林業者の方々の協力により、
間伐材・不要材を活用
↓
木工作品として制作
↓
社会で活用してもらう
(1号プロジェクトは幼稚園で実際につかってもらう木製玩具としてデザインを進めています)
→かすがの森で木材をいただきました。
→幼稚園の生活を観察します。
→デザイン案をグループで考えます。
※写真は同時進行の姉妹校の写真
「職人さんを招いての和菓子づくり」
伝統と革新。ものづくりの現場は、伝統的な技法や様式が社会の生活・価値観の変化により進化していく必要があります。これは工芸の世界に顕著です。今、日本の伝統を世界に発信している工房、存続に苦しんでいる工房の違いがまさにここにあります。温故知新。古いものの否定から始まるのではなく、そこからより良きものを創り出す姿勢を身につけたいものです。哲学でいう批判的精神(否定ではなく、より良きものを選び出す行為)を身につけるには、伝統を情報として理解するのではなく、実感することが必要だと考えています。だから、本校の授業では、少しでもいいので仕事をする職人さんに触れる時間がかかせません。ちなみに道具は職人さんと相談して手作りで本物同様のものを用意します。
今後、別のものづくりの現場の方と授業を進めていく予定です。
協力:和菓子処 八矢庵(松戸市矢切)
Apple社のiPadを全員が持ちます。この高価な道具を使うことに気をとられてばかりいては学びは貧しくなります。
しかし、美術科では教科の良質の学びの道具として使い倒します。
世界に開かれた窓として、受け身(情報の消費)に留まらない生徒同士の学びの共有、教室内外を繋ぐコミュニケーションツールとして。
岩の壁、獣の皮や竹の板、石版、紙に続く知や自己表現の展開場所として。(手書きでの学習にも充分対応できる認識エンジンはデジタル機器による学びの質への不安を払拭できる筆記具へ進歩しています。)
もちろん、造形活動のための力強い画材としても。
私にもこんなものができるんだ
理工系への意欲関心だけでなく、全ての面での自己肯定感育成に効果大と考えています。
先進校の取り組みの実際から見て感じたのは、先端技術を活用した取り組みを通じて生徒が自信をつけていく様子でした。
→STEAM教育とは?(準備中
校内への設置には非常に高額な費用がかかるレーザーカッターなどのデジタル工作機械を授業で使うには。WEBを活用したコミュニケーションシステムで校外の施設を教室とつなぎ、先端加工技術を授業に無理なく取り入れる試みの記録です。
→ICTの活用(準備中
(※)
動画・リンクは準備中
(YouTube)
高校3年生選択授業で制作したCM動画です。
商店街の活性をスタートとしたのではなく「松戸宿×デザイン」の視点で女子高生に何ができるかから考え議論しました。
歴史ある松戸宿でも100年続く老舗の商店を何度も訪ねて協力していただき活動しました。
外国の方へのアピールのため、英語のナレーションに日本語のテロップをつけたCMです。
※松戸宿:旧水戸街道沿いの松戸駅前商店街の一部
(Facebookページ)
「世界は変えられる(自分の手の届く範囲の)」を合言葉に学びに取り組んだ、2015~2016年にかけて高校3年選択美術「美術B(デザイン思考)」講座の記録の一部です。
松戸駅前の老舗商店の方々に協力をしていただきました。
※コトモノラボ:事(人が動く仕組み)と物をデザインする研究室の意味(生徒たちが授業の愛称としてつけた名前です。)
記事:
・授業コンセプト
・前期デザイン思考授業
・文化祭での成果発表
・後期松戸宿での活動
他
ほか